【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部 『占領地 サウスフィガロ』 シーン3 北の屋敷へ-The nest of the enemy-
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「やい!オニオンども!」

ずしずしと肩を怒らせてやってきたのはバルナバである。

ゴキゴキと首を鳴らしながら喧嘩をつづけているリークとスカリオの前に立った。

「何をしてやがる!整備は終わったのかこのやろーっ!」

怒鳴りつけられた二人は、一瞬顔を見合わせ、次にぎらっとした目つきでバルナバを睨み付けた。

「うっせえタマ!」

「近づくんじゃねえタマ!」

「お前油臭いタマ!」

「頭が半分になったお前を誰が直してやったと思ってるタマ!」

「あんまり偉そうだとお前のカスタム機に馬鹿って落書きしてやるタマ!」

「腕を猫みたいな形にしてやるタマ!」

バルナバはううっと唸って後ろに下がった。

「そ、そこまで言う事ないだろ・・・」

「うるせえタマ!」

「粗大ゴミが喋るんじゃねえタマ!」

「修理てめえがやれタマ!」

「大体一度にこんなに故障させるなんて指揮官の神経を疑うタマ!」

「お前才能ないタマ!やめちまえタマ!」

「ううううう、お、俺だって、俺だって一生懸命やってるんだよおおおおっ!」

そう悲鳴のように大声を上げてその場に突っ伏す。

「わかってるんだよお、俺人望ないし、人造人間だしよお・・・指揮官なんて柄じゃないんだよお、でも博士がやれっていうしよお・・・・」

泣き崩れるバルナバの前に立ってリークとスカリオは追い討ちをかける。

「この根性なし!」

「嘆いても無駄タマ!」

「お前みたいな奴は死んじゃったほうが世の中のためタマ!」

「分解して燃えないゴミと燃えるゴミに分別してやるタマ!」

「うわあああああああああああんっ!」

それを見下ろしながらスプリングはディグアーマー頭の上で整備をしながらため息をついた。

「全然終わんないタマー・・・」


「ふん、リターナーかい」

「ああ、魔導アーマーに細工したりして足止めはしたんだけど、そのせいで警戒が強くなっちまって・・・」

ダンカン夫人はロックの話を黙って聞いていたが不意に立ち上がって本棚から古い地図を取り出した。

「・・・・これは昔のサウスフィガロの見取り図さ」

食卓の上に広げた地図の道を指で指した。

「昔、仮の王城、今の北の屋敷を建てた時にもし賊に襲われた時王家の者達が逃げられるように作られた通路がこの町の地下を走ってる」

ロックは目を見開いて夫人と地図を見比べた。

「へえ・・・じゃあ、ここに入れば・・・」

「まあね、でもこれの事を帝国の奴らは知ってたみたいだから、平穏無事に一気に脱出ってわけには行かないよ?」

「でも、上を通っていくよりゃ、随分ましだぜ」

夫人はふふん、と鼻を鳴らした。

「そこはあんたの泥棒としての腕次第だけどね」

「トレジャーハンターな、トレジャーハンター、でここにはどこから入れるんだ?」

「そこが、まあ問題ではあるね」

夫人はそう言って机の上の紅茶を飲んだ。

「・・・北の屋敷からなんだよ、昔はうちからも行けたんだけどね、子供が小さい頃迷い込んでから塞いじまったのさ」

「北の屋敷なんて、すぐそこだろ?」

夫人はそれを聞いてにやりと笑った。

「あの屋敷はその時々でこの町で一番偉い奴らが住み着いてきた、この前までは町長が住んでたんだけどね・・・・」

ロックはそれを聴いて眉を顰めた。

「・・・まさか」

「そうさ、今はこの町で一番偉い・・・・」

そう言って婦人は形のいい眉尻を下げてため息をついた。

「帝国軍の巣さ」


続く
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