【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部 『占領地 サウスフィガロ』 シーン4 セリス救出作戦(仮)-Four people to plot-
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サウスフィガロ宿屋、漣。

その一室である。

アックス、ダガー、ウィップの三人がそれぞれベッドで暗い表情で押し黙っていた。

アックスは手を組み、じいっと目の前の空間に視線を固定している。

ダガーはベッドでひっくり返って天井を見上げている。

ウィップはベッドの枕元で膝を抱えてうつむいている。

空気が、重い。


セリスが拘束されてから既に5日。

その間アックスたちセリス直属の三人はこの部屋で謹慎を申し付けられ、この部屋に三人押し込められていた。

階下の酒場では他の連中の馬鹿騒ぎが聞こえている。


「・・・・・・だ」

「ん?」

「え?」

アックスとウィップが、ベッドの上のダガーに目を向けた。

「なんか言った?」

「腹でも痛いのか?」

「・・・・いだ」

ダガーはガバッと上半身を起き上がらせた。

目が据わっている

「俺は・・・・俺は・・・・っ!」

ベッドの上ですっくと立ち上がったダガーの足元にウィップが抱きついた。

「俺はしんぱいだぞおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

「お、落ち着いて!落ち着いてダガー兄ちゃん!」

「気を確かに持て!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!いやだああああああっ!セリスしょうぐううううううんっ!」

どさりとベッドの上に倒れこむダガー。

ウィップはダガーの足にくっついたまま。

「だ、大丈夫だよ、セリス様はなんにも悪い事してないんだから」

「うっ・・・うっ、お腹は減ってないだろうか、ちゃんと服は換えさせてもらってるだろうか、ちゃんとシャワーは使わせてもらってるだろうか・・・」

「別に戦場で捕虜になったわけじゃない」

アックスがそう言ってダガーの背中を叩いた。

「大丈夫さ」

「でも、でもよお・・・もう5日だぜ・・・」

アックスはダガーのその言葉に、唸り声を上げた。

確かに、5日間は長すぎる。

電波通信なら本国と連絡を取るのに十分な時間だし、ルゲイエのヒステリーがそう綿密に計画を立てたとは思えない。

とっくにセリスは釈放されてしかるべきなのだが・・・。

「たしかに・・・・長いな」

「だろ!?」

「・・・もしかしたら」

ウィップが神妙な顔で呟いた。

「何か考えが?」

アックスがウィップを見る。

「う、うん、あの、さ、セリス将軍、真面目じゃない?」

「そうだな」

「でも、いま帝国はその・・・人体改造とかそういう研究にも力を入れてるでしょ?」

ダガーが難しい顔をして顔を上げた。

「・・・宝条のじじいとか、あのルゲイエとかか?」

「うん、そこらへんでセリス様とルゲイエ博士の間に意見の違いがあったのが、今回の発端だよね」

「ルゲイエは人体実験の材料として人間、それも子供を本国に輸送したかったらしいが・・・まあ、セリス将軍が許すわけ無いからな」

「それで、本国はそういうのを公に許す事は出来ないけど・・・本当は喉から手が出るほど欲しいんじゃないかな・・・その・・・人体実験の材料が」

ダガーと、アックスは顔を見合わせた。

ウィップが照れた様に頭を掻いた。

「あ、やっぱりちょっと突飛だったかな・・・」

「いや、まて、続けろ」

ダガーがベッドの上に座りなおす。

「それは・・・もしかしたら正解かもしれん」

「そうか・・・そうすれば正論を言うセリス将軍には少し引っ込んでいてもらって・・・」

「ルゲイエの好きにさせたほうが、プラスになる・・・そう本国が判断したって事か?」

「そうだよ・・・サウスフィガロとフィガロ城の間には距離がある・・・暫く戦闘は起こらない、指揮官なんてバルナバの馬鹿でも全然かまわねえ!」

「じゃ、じゃあセリス様はルゲイエが好きなだけ捕虜を本国に送らないと出してもらえないの!?」

「そうなるな・・・」

3人は頭をつき合わせてにらみ合った。

「・・・・どうする」

「そりゃお前・・・」

「このままじゃ済まさないって、言ったよね!」

ウィップがそう言って拳を握り締めた。

「しかし、下手に動くと逆に将軍に迷惑が・・・」

「じゃあ、巧く動けばいいんじゃねえか?」

指を立てにたりと笑うダガー、アックスは難しい顔をして腕を組んだ。

「そうは言っても・・・」

アックスはそう言って、ん、と何かに気がついたように顔を上げた。

「いや、まて・・・、そうか、出来ない事じゃないのか?」

「お、おい、一人で盛り上がらないでくれよ」

「説明して!」

「おう、いいか、このサウスフィガロの地下には・・・」

3人は顔を突き合わせて話し合い始めた。

暫くして、扉の前に立って見張っていた帝国兵は部屋の中から聞こえる「うっへっへ」という笑い声に
怪訝な顔をした。



続く
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