【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部 『占領地 サウスフィガロ』 シーン5 禿と赤 -An expert-
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北の屋敷の玄関で二人の男がタバコを吸っていた。

禿頭に黒メガネをかけた男と赤毛の目つきの悪い男。

軍内監察官ルードとレノの二人組みだ。

二人とも先日の黒い鎧ではなく、監察官の制服であるダークスーツをレノはそれを着崩して、ルードは几帳面に着ている。

レノは口に咥えていたタバコを胸ポケットから出した携帯灰皿に捨てて背後のルードに振り返らずに声をかけた。

「・・・なあルード」

「・・・」

「なあってば」

「・・・・なんだ」

「やっぱり、あのまま繋いでおくのか?」

「・・・・」

「たぶん、あの博士姉ちゃん、嘘ついてるぞ、と」

「・・・」

「報告はしたのか、と」

「現状を維持せよとの事だ」

「そうか、と・・・」

再び沈黙、二人の目の前を北の屋敷の子供達が笑いながら走っていった。

その背中を見送りながらレノが目を細める。

「・・・子供はどんな時でも元気だな、と」

「保父さんにでも転職するか」

「俺、子供嫌いだ、と」

「この甲斐性なしいいいいいいいいいっ」

「ひえええっ!」

二人の頭の上でパリーン!という音がして、玄関の脇に帝国兵が悲鳴を上げながら降ってきて地面に落ちた。

「許してアンナアアアアアアアアアッ!ごめんよおっ!」

「きいーーーーーーっ!」

ぴくぴくと痙攣する帝国兵、上から降ってくる怒鳴り声にレノは首をすくめ、ついで背後のルードを見た。

「まぁーた、始めたぞ、と」

「止めるか・・・」

「犬も食わないぞ、と」

「・・・仕事だ」

と、話している二人の脇を、歩いてきた帝国兵が軽く会釈して横切ろうとした。

「・・・おい!」

「は!?」

と、その腕をルードが勢いよく掴んだ。

飛び上がる帝国兵、レノが怪訝な顔でルードをみた。

「なんだよ、と?」

「・・・お前」

ルードがサングラスで見えない瞳で帝国兵を睨み付けた。

「な、なんでしょうか?」

ルードは帝国兵に顔を近づけ、そして黒鎧のポケットから。

小さなガラス瓶を取り出した。

「・・・汗臭いぞ」

「ああ、わかるぞ、と」

レノが肯く。

「その鎧洗濯がえらくめんどくさいぞ、と」

「それにしても、お前は臭う」

そう繰り返してその帝国兵の手のひらにその小瓶を握らせた。

「消臭剤だ、やる、暇な時にそれを洗濯しろ」

「太っ腹だな、と」

「どんな時でも身だしなみは必要だ」

「プロだねえ」

そう言い合いながら二人は屋敷の中に入っていく、帝国兵はほっと息をつき、その後ろに続いた。





続く
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