【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部  『占領地 サウスフィガロ』 シーン6 囚われのルーンナイト -Be kept-
FC2ブログ


Recent entries

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



「言いすぎたタマ・・・」

「ごめんタマ・・・」

ディグアーマーの隅で膝を抱えてすんすん泣いているバルナバの前でリークとスカリオは申し訳なさそうに言った。

「つい頭にオイルが上ったタマ」

「バルナバに当たるのは筋違いだったタマ」

「ひっく・・・いいんだ・・・俺なんかもう死んじゃえばいいんだ、油切れで自爆しちゃえばいいんだ・・・・」

地面にのの字を書きながらバルナバが呟く、二人は慌ててそれを慰めた。

「そんな原作に沿った最後を暗示させる台詞はよすタマ!」

「無意味にフラグを立てちゃいけないタマ!」

「希望を持つタマ!」

「そうタマ、第四部でのお前は輝いてたタマ!」

「あの頃のお前はもっと鋭く尖っていたタマ!ナイフのように!」

バルナバは弱弱しく頭を持ち上げた。

「そう・・・かな・・・」

「そうタマ!」

「あの頃のお前を取り戻すタマ!」

「そ、そうかなーっ!」

バルナバがすっくと立ち上がる。

「そうタマ!」

「お前は人造人間のホープタマ!」

「自信を持つタマ!」

バルナバは照れ笑いを浮かべながら頭を掻き、フンガーハッハと高らかに笑った。

「そうだよなー!やっぱりおれ、できる人造人間だよなーっ!」

「バルナバ復活タマ!」

「めでたいタマ!」

よかったよかったと拍手をする二人の横でディグアーマーの整備を終え工具箱を抱えたスプリングが深いため息をついた。

「・・・終わっちゃったタマ」



セリスは両手を背後で鎖に繋がれ、膝を付く格好で目を覚ました。

枷で擦れた手首の痛みに思わず呻く、どうやら眠っていたらしい

「・・・・い・・・いま・・・何日目だ・・・」

「ああっ!セリス様!」

壁際でグルグルと爪をかみながら歩き回っていた帝国兵が慌てて駆け寄ってきた。

「だ、大丈夫ですか!?ああっ、よかった目を覚まさないからもう心配し通しだったんです」

そう言って帝国兵は片手に持った青色の液体の入ったビンを出した。

「体が重い・・・」

「魔封じの枷、ケフカ様の発明品だそうであります、これを嵌めると魔導の力を抑え体力と精神力を少しずつ削り取るとか・・・将軍クラスの魔導戦士を拘束する場合はこれの装着が義務なので・・・これポーション、飲んでも大した効果はないかもしれませんが・・・・」

「・・・もらおう」

セリスは帝国兵に瓶を支えてもらいながらそれを飲み干した。

「今日で5日目ですね・・・ろくな尋問もないのに、まだ釈放の通達が来ないのであります・・・」

セリスは息をついて、暗く微笑した。

「・・・来ないさ」

「へ!?」

帝国兵は目を丸くして瞬かせた。

「ど、どういうことですか!?か、仮にもセリス様は将軍閣下で・・・」

「・・・ルゲイエが捕虜を・・・人体実験に使うための人間を、子供を欲しがった・・・私がそれを本国に伝え、やめさせるように打診したからだ・・」

「それが、ど、どうして・・・」

「決まっている、本国の科学者連中も実験に使う人間が欲しいんだよ」

ククク・・・、とセリスが小さく笑った。

「もしやと思っていたが、これだけ連絡が来ないんだ、間違いない、私は本国の連中に煙たがられたのさ・・・くくく・・・傑作じゃないか・・・」

セリスは、そのまま吐き出すように笑い声を上げた。

「ははは・・・・子供の時から私は軍人として生きてきた、言われるままに人を殺した、町を焼いた、賞もたくさん貰った、気が付いたら将軍だった、でも見ろ、この姿を・・・」

そう言って枷を嵌められた腕を片目で見る。

「私はずうっと自分の意思とは違う誰かに操られて生きてきたんだ、何にも疑問を抱かずに、まるで人形のように、まったく私に相応しい枷だよこれは、人形、まったく操り人形じゃないか、あははははははははははっ!」

「しょ、将軍・・・」

セリスはひとしきり笑うと、息を吐き出した。

「あの・・・竜騎士の・・・言うとおりだ、私は・・・」

帝国兵はそのまま押し黙ったセリスを前にして姿勢を正し、威勢よく言った。

「で、でも、じ、自分はっセリス将軍は立派な、尊敬に値する上官であると・・・」

「・・・・やめてくれ」

セリスが重く低く呟く。

「しっかりしてください!セリス様らしくないであります!」

「お前にっ・・・!」

セリスがそう言って帝国兵を睨み付けた。

「お前に私の何が判る!」

セリスに怒鳴られて悲しそうに後ずさった帝国兵を見てセリスは俯いた。

「・・・・すまん、八つ当たりだ」

「い、いえ・・・気になさらないで下さい」

そういって帝国兵は微笑んだ。

「自分は、内部監察官のお二人にお伺いを立ててみます、せめてその枷だけでも・・・」

と、彼がそう言った時。

不意に扉が開かれた。

「将軍、ご機嫌いかがです?」

三人組の帝国兵が、ニヤニヤ笑いながら現れた。




続く
スポンサーサイト

テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学


















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2018 FINAL FANTASY Ⅵ -IF-, All rights reserved.




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。