【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第一部『炭鉱都市ナルシェ』  シーン7 ギルガメッシュ登場 ~A foul~
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ティナは走る、重い体を引きずるようにして。
 
背後から犬の遠吠えと人の怨嗟の声が聞こえてくる。
 
(怖い、怖いよ・・・・お母さん)
 
気が付かぬうちに涙がこぼれていた、心細さと恐怖で身体が押しつぶされそうだった。
 
その時、目の前に何かがいてそれにぶつかってティナは倒れた。
 
「どわあ!」
 
「きゃあ!」
 
暗い中にも判る赤いずきんを頭に巻き、赤い布と甲冑を身にまとい、顔に刺青をした大男がドスン、と尻餅をついた。
 
「たたた・・・痛いじゃないか!誰だお前!」
 
「ご、ごめんなさい・・・」
 
勢いよく怒鳴られて思わず謝るティナ。
 
男は、ん?という顔をして手を差し出した。
 
「女か?大丈夫か?」
 
その手を一瞬逡巡して掴み、立ち上がる。
 
「あ、あのあなたは・・・?」
 
「俺か?俺の名はギルガメッシュ」

1-2.jpg


そう言って重々しくうなずく。
 
「地下鉄に乗って旅をしてたんだが、でっかい化け物に列車が吹っ飛ばされてなあ、振り落とされたかと思うと」
 
そう言って天井の辺りを指す。
 
「そこから落ちてきて頭を打った、気が付いたら、いきなり鼠の化け物に襲われたんだ、他にも見たことねぇ化け物共がうようよしてて、怖くて動けんかったのだ」
 
「ずっとですか?」
 
「うむ、かれこれ3日になる」
 
ティナははあ、と言って首をかしげた。
 
変な男だがどうやらナルシェの人間ではないらしい。
 
それにしても、「怖かった」とは、厳つい見た目とは裏腹に情けない男である。
 
「大事な剣のコレクションも無くなってるし、寂しいし、いやあ、あんたが来てくれてよかった、ここから出たいんだけど、道はどっちだ?」
 
ギルガメッシュはティナに微笑みかけた、がティナの顔を見て一瞬表情を曇らせた。
 
「ん・・・お前、何か変だな人間の気配もするが、どっちかというと俺たちに近い・・・」
 
ギルガメッシュはティナの顔をまじまじと覗きこんでふうむ、と顎をさすった。
 
「でも人間だよなあ?」
 
その時、違和感の正体に気が付いてティナはあっと声をあげた、ギルガメッシュの赤いずきんの隙間から角が顔を見せている、そして何より肩から二本の腕以外にもう一組腕が突き出ているのだ。
 
「そ、それ・・・」
 
「ん?どうした?ああこれか、いいだろ便利だぞ」
 
そういう問題ではない。
 
その時、後ろから遠吠えが聞こえてきた。
 
「こっちに行ったぞ!」
 
「捕まえろ!」
 
ティナは口に手を当てて後ずさった。
 
「に、逃げなきゃ・・・」
 
「あ?逃げるって?さっきから何の話をしてるんだお前?」
 
その時正面から光が照らされた。
 
ティナが悲鳴をあげる。
 
ガードたちが凶暴な笑みを浮かべた。
 
「いたな」
 
「何だあいつは!腕が4本もあるぞ!?」
 
「化け物の仲間だ!油断するな!」
 
「失敬な!化け物では、なああい!」
 
ギルガメッシュがそれを聞いてブンブンと4本の腕を振り回した。
 
「俺はギルガメッシュ!義理と人情に生きる剣士!断じて!化け物などではなぁい!」
 
どんどん!とギルガメッシュが地面を踏み鳴らす。
 
すると、地面にひびが入った。
 
「むう!?」
 
「え?きゃ!」
 
何かを考える暇もなく、二人の立っている地面が無くなった。
 
『ぎゃーーーーーー!』
 
二人は暗黒の底に落ちて行った。
 
「お、落ちたぞ!!」
 
「こりゃふけえ・・・」
 
慌てて穴に駆け寄って覗き込むガードたち。
 
確かに、その穴はひどく深そうだった、底はまるで見えない。
  
「リーダー、どうします?」
 
「慌てるな」
 
リーダーと呼ばれたガードが他の者を見回す。
 
「この下は確か鍾乳洞だったな?」
 
「そ、そうですが・・・、雪男を見たというものもいまして整備が・・・」
 
「構わん、シルバリオを連れてついて来い」
 
リーダーはそう言ってマスクで再び口元を覆った。
 
「幻獣を見たものは誰一人として生かして帰すわけにいかんのだ」 
 
 
続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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