【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部  『占領地 サウスフィガロ』 シーン23  剣豪・ジークフリード~A genuine article~
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人造人間バルナバ操る魔導アーマー、ルゲイエはその片腕の巨大なチェーンソーから『鋸式』と名付けたが、バルナバによって『バルナバエクストラカスタム』というセンスの欠片もない呼び名で呼ばれている。

特徴的なのがその武装で、魔導アーマーと呼ばれながら魔導兵器を一つも搭載していない、人造人間であるバルナバは魔導の力を注入できないので魔導兵器が使えないのである。

その代わり『鋸式』には実験的な機械兵器が大量に搭載されている。

まず名前のとおり、左腕部の巨大チェーンソー。

重く、振動が激しく、使いにくい武器だが高速回転する鈍らは、発する金属の絶叫と破壊的な見た目で敵にかなりの威圧感を与えるだけでなく、直撃した際の破壊力は想像を絶する。

右腕部に搭載された有線ロケットクローや対象を焼き尽くすナパームミサイルなどなど。

ごてごてした武装のせいで動きが鈍いが圧倒的な武力を備えた、打撃戦向きの魔導アーマーといえよう。


「なんだこりゃあ・・・」

バルナバはそう呟いて魔導アーマーの上で周囲を見回した。

周囲に積みあがった土砂、そしてフィガロへ続く洞窟の入り口の前にはぽっかりと開いた穴。

「ルゲイエ様か・・・また派手にやったな・・・」

そう言って腕を組む。

バルナバやオニオン達はルゲイエが作り出した人造生命とでも言うべきもので、いうなれば兄弟のようなものだ、その為一定の共感覚を有している。

互いの位置をなんとなくというレベルで感じ取れる、同じくルゲイエの作った魔導アーマーにもそれと同じものをもち、バルナバはだからディグアーマーの位置もなんとなくわかるのである。

しかし。

バルナバカスタムではこの縦穴に飛び込めない、大体洞窟の中に入るには魔導アーマーでは大きすぎる。

「自分で降りていくのはめんどくせえな・・・」

バルナバはそう呟いて首の間接をゴキゴキと鳴らした。

「まあ、いいか、ちょうど・・・」


「『メタルカッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!』」


バルナバカスタムが素晴しい反応で背後を振り向き、チェーンソーで飛んできた鋭利な刃物を弾き飛ばした。

「暇つぶしが出来たしなあっ!」

「良くぞ我が『メタルカッター』をかわした」

草原に立つ一人の人影、月光を背に紺色のマントがはためく。

背に差した剣、マントと同じ紺色のメットの下で鋭く瞳が光る。

彼は静かに一歩踏み出した。

「紺色の魔導アーマーを探している」

「へえ、何の用だい?」

「・・・友人の仇だ」

男はそう呟いてバルナバをみた。

「何か知っているか?」

「知ってるといったら?」

「教えろ」

「嫌だといったら?」

男は背中の剣の柄に手を置いた。

「力ずくだ」

「フンガーッハッハ!嫌いじゃねえぜそういうの!!」

バルナバカスタムが一歩前に踏み出し、鋸が再び回転する。

「俺様に手を出すとはふてえやろうだ、細切れにしてやらあ!」

人影はマントを翻し、メットの下の二つの瞳を輝かせた。

「『七竜斬り』ジークフリード」

そう言って腰の剣を抜き放った。

仄かに青い光を放つ刀身、そして半円の鍔に描かれた白い鳥の羽の文様。

神々しくさえある造形美のその剣を顔の前に構え、目を見開いた。

「いざ参る!」

「いよぉっしゃあああああああああああああああっ!」

回転鋸と輝く刃が交錯した。



続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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