【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第九部  『占領地 サウスフィガロ』 シーン26  炎上~black magic~
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天空から拍手が降り注いだ。

ジークフリードは厳しい視線で天空に浮かぶ月を睨み付けた。

「・・・いつまでそこで見ているつもりだ」

「見事だ、ジークフリード」

黒い翼が月光に泳ぐ。

「伝説の七竜斬りの名は伊達ではないな」

大きなとんがり麦藁帽子の下で鋭い輝く瞳が細められた。

暗い紺色のつぎはぎのコートを着たそれは、漆黒の翼を羽ばたかせながら静かにジークフリードを見下ろしていた。

ジークフリードは剣の柄に手を掛けてその現れた、魔性のものを油断無く見つめる。

(なんという、邪悪な気配・・・人とは思えぬ)

「それよりも、気になるのはその剣」

その手で三日月の装飾のワンドをくるり、くるりと回す。

「王者の剣・・・、どこで手に入れた?」

「貴様・・・何者だ」

「ク・・・クハハハハハハハハハハハハハッ!」

それを聞いて、その人形は甲高い声で笑った。

「これは失礼、伝説の剣豪に失礼だったな!」

闇から染み出したような黒い翼が翻り、それは地面に降り立った。

コートの裾を払い、陰湿にその帽子の下の瞳を光らせて。


「我が名は、黒のワルツ・・・否、黒のレクイエム!」


クハハハハハハハハッ!と大声で笑い、挑戦的に一礼して見せた。

「この世界の葬送曲を奏でるもの、以後お見知りおきを」

そう言って杖をジークフリードに翳す。

「その剣、寄越してもらう」

「嫌だといったら?」

「言わせぬよ」

「それはどうかなっ!?」

ジークフリードが地面を勢いよく蹴った。

黒のレクイエムと名乗った人形は細い瞳をますます細めた。

「『地の底に眠る星の火よ 古の眠り覚まし 裁きの火を翳せ』」

「『ハイパードライッ・・・』」

駆け抜けたジークフリードの鼻先に杖が突きつけられる。

「!?」

そのスピードに目を見張る間もなく、黒のレクイエムは静かに重く呟いた。


「『ファイガ』」


爆炎がまるで天球儀のように広がり、想像を超えた火力が大地を揺るがす。

夜の闇が赤い光に食いつぶされた。




続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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