【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第一部『炭鉱都市ナルシェ』  シーン10 鍾乳洞の死闘 ~燃えよ、鉄拳・ゴブリンパンチ~
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「『ゴブリンッパーーーーーーンチッ』」
 
ギルガメッシュの4つの拳から繰り出される乱打がシルバリオたちを打ち払う。
 
背中にティナを庇い憤怒の表情で赤い頭巾を振り乱し、目の前で怯むガードたちを睨みつけた。
 
「どうしたどうしたあっ!腰抜けどもがあっ!!」
 
「バオオオオオオオオオっ!!」
 
咆哮をあげて向かってきた二頭のメガロドルクに向けて腕を伸ばし口早に呪文を唱えた。
 
「『唸れ竜巻!吹けよ嵐!あらゆる物を吹き飛ばせ!エアロラァッ』!」
 
忽ち巻き起こる旋風の刃の竜巻がメガロドルクを肉と血の破片に分解する。
 
ガードたちの口から悲鳴とも驚嘆とも言える声が響いた。
 
「魔法だっ!やはり帝国の・・・っ」
 
「怯むなっ!円陣を組め!!」
 
と、一斉にシルバリオが放たれギルガメッシュに飛び掛る。
 
ギルガメッシュはぐうっと唸って拳を握った。
 
「『フラッシュ』!」
 
ギルガメッシュの体を基点にまばゆい閃光が周囲に満ちるシルバリオたちが悲鳴を上げてその場に竦んだ。
 
「『エ・ア・ロ・ラ』ァッ」
 
その隙を衝いてギルガメッシュの魔法が刃嵐を巻き起こし、獣達を細切れにした。
 
飛び散る血飛沫を拭ってギルガメッシュがぜえぜえと息をついた。
 
「こ、この調子ではマジックポイント(MP)が持たん・・・」
 
そう言っているうちに警戒していたガード達が手に手に鎖鎌を持って迫ってくる、あれに絡め捕られればさしものギルガメッシュも動きを封じられてしまうだろう。
 
そして、後ろの少女は・・・。
 
そこまで考えて、ギルガメッシュは口元にふと笑みを浮かべて再び構えなおした。
 
「まだまだぁっ!人間共に眼にもの見せてやる!『ギルガメッシュ・チェーーーーンジ!』」
 
そう言って4つの拳を握り締める。
 
「ふううううううん!!」
 
頭巾を地面に叩きつける、総髪を振り乱した掘りの深い漢の顔が現れた。
 
「な、なんだ!?」
 
ぼこぼこ!と音がしてギルガメッシュの背中から更に1組の腕が飛び出す。
 
あっけに捕られるガードたちを一睨みし、にやっと唇を持ち上げて、大きく息を吸い込むと。
 
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ」
 
と、咆哮した。
 
ビリビリと洞窟内が振動し、シルバリオたちが竦んで動きを止めた。
 
「ファファファファファファファ!!どうだ驚いたかこれこそがこの俺、ギルガメッシュの真の姿、略して『真ギルガメッシュ』だ!」
  
そう言ってチョン!と拍子木が聞こえそうな勢いで6本の腕で見得を切ってみせた。
 
「さあ!どこからでもかかってきやがれえっ!」
 
ガード達は困惑気味に顔を見合わせ、肯き会うと一斉に鎖鎌を放ってきた。
 
ギルガメッシュは唇を噛み、6つの拳を振り上げた。
 
 
その時、どこからか飛んできたブーメランが、物陰から突き出された槍が、鎖鎌を打ち落とした。
 
ギルガメッシュは目を丸くする。
 
後ろから呑気な声が聞こえてきた。
 
『クポ~』
 
シルバリオとガードたちが声を上げて身を引いた。
 
ギルガメッシュが振り返ると、後ろにたくさんの白い毛皮の可愛らしい生物が集まっていた。
 
思わずギルガメッシュは驚きの声を上げる。
 
「モ、モーグリ?この世界にもモーグリがいるのか!?」
 
頭の上に一本アンテナのような触覚のようなぽんぽんをつけ、背中からピンク色の可愛い蝙蝠のような翼を伸ばし、頭でっかちでぬいぐるみのような姿の二足歩行の白い動物。
 
精霊とも妖精ともつかない謎の生物、モーグリである。
 
「助太刀するクポ!」
 
中の一匹が槍を構えてギルガメッシュの前に立った、他の者達も思い思いの武器を引っさげてギルガメッシュの周りに付く。
 
『クポポ~!!』
 
「僕らもその子を守るクポ!」
 
そう言って一体のモーグリがつぶらな瞳でギルガメッシュの巨躯を見上げた。
 
「お、お前人の言葉を話せるのか!?」
 
「話すと長くなるクポ、今はそれどころじゃないクポッ!」
 
『クポポ~ッ』
 
ギルガメッシュはうむ、と肯いた。
 
「何であれ、感謝するぞ・・・ええと」
 
「モーグリのモグだクポ」
 
「ギルガメッシュだ!」
 
「クポー!」
 
「クポ!」
 
「ククポー」
 
と、次々にギルガメッシュの前に立ってなにやら言ってくるモーグリたち、モグはそれを宥めて槍を構えた。
 
「自己紹介はあとでするクポ!みんな今は戦うクポ!」
 
『クッポ~ッ!!』
 
洞窟の中に、やけに陽気な声が響いた。
 
 
続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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