【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第一部『炭鉱都市ナルシェ』  シーン13 モーグリブレイド ~promise~
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・・・温い。
 
ああ、ついに死んだのか、俺。
 
思えば情けない魔生(じんせい)だった・・・。
 
怖い親父に脅されるわ。
 
聖剣の偽物を掴まされるわ。
 
エクスデスには捨てられるわ。
 
次元の狭間に飛ばされるわ。
 
自爆して、結局生き延びるわ。
 
列車事故に巻き込まれるわ。
 
最後の最後で、女の一人も守りきれなかった・・・。
 
 
 
情けねえ・・・・結局、何がしたかったんだろうなあ、俺・・・。
 
 
 
しかし・・・・。
 
 
 
暑い・・・。
 
 
 
「あっちい!!」
 
ギルガメッシュが眼を開けると、彼の周りにぬいぐるみの様な白いものが纏わりついていた。
 
『クポー』
 
「あ、起きた」
 
「ギルガメッシュさん、大丈夫クポ!?」
 
「モグ!大丈夫なのか!?」
 
モーグリ達がギルガメッシュの体から離れる、ギルガメッシュはむう?と首をかしげた。
 
「・・・俺も、生きてるのか?」
 
「モーグリたちに礼をいいな」
 
青いバンダナを頭に巻いた青年が笑顔を浮かべて言った。
 
「お前が凍えているのを見て暖めてくれたんだぜ」
 
「僕はロックさんにハイポーションをもらったクポ、おかげで復活クポー!」
 
モグが短い手で万歳をする、ギルガメッシュは唸って周りを見た。
  
モーグリ達がギルガメッシュの足元で彼の顔を見上げていた。
  
「お前ら・・・」
 
ぐしっと、潤んだ眼で鼻を拭う。
 
「泣いてるクポー?」
 
「バッ!馬鹿野郎!これはあれだ!心の汗だ!汗!」
 
ロックはそれを見て肩をすくめた。
 
「俺はロック、ロック・コール、その子を助けるために、ある男に言われてきた、あんたは?この娘とどういう関係だ?」
 
「む・・・関係といわれると・・・」
  
ギルガメッシュは頭を掻いた。
  
「そうだな・・・赤の他人だが、他人のような気がしない、と言う感じかな」
 
「ふーん、つまり赤の他人てことだな」
 
「身も蓋もない言い方をするとそうだ」
 
ギルガメッシュはそう言って地面に落ちた頭巾とマントを羽織った。
 
ロックはそれを見てティナをみた。
 
「ギルガメッシュとかいったな、俺はこの子を連れて砂漠の機械化国家、フィガロに行く、あんたはどうする?」
 
ギルガメッシュはうむ、と4本の腕を胸の前で組み頷いた。
 
「・・・俺は実はこの世界に来たばっかりでな、右も左もわからんのだ、どうすると聞かれてもそれがいいのか悪いのか、よく判らん」
 
「今の時点ではベストだと思うクポ」
 
モグがそう言ってギルガメッシュをみた。
 
「フィガロの王様は「ぷれいぼーい」だけどとっても頭がいい、やさしい人だって爺ちゃんが言ってたクポ、きっとこの子を助けてくれるクポ」
 
「ふむ、お前がそう言うなら・・・判った、男ギルガメッシュ、一枚かませてもらうぜ」
 
「決まりだな、よろしくなギルガメッシュ」
 
「うむ」
 
ギルガメッシュとロックは握手を交わした、と、モグがギルガメッシュに一振りの剣を渡した。
 
「これは?」
 
「その名も『モーグリブレイド』、モーグリ族の名工・スティルツキンが鍛え上げた聖剣だクポ」
 
「も、モーグリブレイド!?」
 
ロックが素っ頓狂な声を出して見た。
 
「モーグリ族の至宝じゃないか!代々族長が受け継ぐという由緒ある聖剣だ」
 
「そ、そんな大切なもの、受け取れん!」
 
あわてるギルガメッシュにモグは首を振って笑った。
 
「ギルガメッシュさんがいなかったらその子どころか僕たちも殺されていたかもしれないクポ、この剣を持つのに相応しいのは貴方しかいないクポ」
 
ギルガメッシュは唸ってその白い柄の剣を見て、腰の帯に通してそれを差した。
 
「・・・・判った、ありがたく譲り受ける」
 
「その代わりその子をこれからも守って欲しいクポ」
 
「判った」
 
『クポー!』
 
モーグリ達が手を組んでラインダンスを踊りだした。
 
「じゃあな、また会おうぜモーグリ達!」
 
ロックはそう言ってティナを背負うと洞窟の奥に進みだした。
 
ギルガメッシュはモグの目の前に立って言った。
 
「この剣に相応しい戦いをしてみせる、約束しよう」
 
「約束だクポ!」
 
二人は硬く手を握り合った。
 
「では、御免!」
 
そう言って踵を返してロックに続く。
 
モグは三人の背中が見えなくなるまで見送り。
 
「これで、良かったクポね、じっちゃん・・・」
 
と、つぶらな、しかし真剣な瞳でそう呟いた。
 
 
続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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