【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第三部『霊峰・コルツ』シーン4 コルツへの道~noisy guy~
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霊峰コルツ。
 
サーベル山脈の山の中で最も高く、そして美しい山として知られている。
 
かつて拳聖が降り立ったといわれ、格闘家の聖地であったこの山には、老若を問わずたくさんの格闘家が修行に訪れていた。
 
しかしいつしか、凶暴な獣や自ら移動して獲物を探す食獣植物、厳しい修行に挫折し盗賊化した格闘家が出没し始め、現在では地元の者もめったに立ち入れない危険な山となっていた。
 
 
「まだか~・・・」
 
「まだ!」
 
ロックが石をつかんで崖を上りながら言った。
 
「まだか~・・・」
 
「まだだ」
 
エドガーが急なのぼりを所々飛び出している木の根を踏みながら言った。
 
「まだか~」
 
「まだよ・・・」
 
ティナが今にも落ちそうな桟橋をわたりながら言った。
 
「まだか~」
 
「グエッ」
 
本当はサウスフィガロの町においてくるはずだったが、強引についてきてしまったルーラが軽やかに山道を歩きながら五月蝿いと言わんばかりに鳴いた。
 
「まだ・・・・」
 
『まだだ、っつってるだろうが!』
 
「ぐえっ」
 
ロックとエドガー、ついでにルーラに怒鳴りつけられてギルガメッシュがしょんぼりと肩を落とした。
 
「怒ること無いじゃないか・・・」
 
「しつこいだろ!」
 
「うが~、俺はおいて先に行ってくれ」
 
ギルガメッシュはどっこいしょ、と地面に座り込んだ、汗で湿った黄金色の髪を掻きあげる。
 
暑いのか、いつもは被っている頭巾と纏っている赤い布を背中のサウスフィガロで買い求めた、たくさんの剣が入った籠につめている。
 
「もう一歩も歩けん」
 
「さっきからチラチラしている奴が襲ってこないとも限らないんだぞ?」
 
一行の山道の途中、黒い影を何度か見かけた、敵とも味方とも知れないが用心するに越したことは無いと思われた。
 
「人食い熊かもしれないのよ?」
 
ティナが言う、さっきから彼女はあれは熊だったといって聞かないのである。
 
「熊じゃないだろう、人間ぽかったぞ」
 
「熊よ!私昔、本で読んだんだもの」
 
「そ、そう?」
 
ティナは断固として熊の線を譲る気は無いらしい、ティナの剣幕に押されてロックもたじたじとなる。
 
「ふん、熊だかなんだか知らないが殺せるもんなら殺してみろ!俺はもう一歩も動かないぞ!」
 
駄々をこねるギルガメッシュ、ロックは腰に手をやってため息をついた。
 
「しょうがないなぁ、ルーラ!」
 
「グエ」
 
「お前は後から大将と一緒に来い、俺達は山を降りた所で待ってるから」
 
「グエエ」
 
ルーラはコクコクと頷いた。
 
「しかしルーラは頭がいいな」
 
エドガーはルーラの白黒の羽を撫でた。
 
「この羽色も変わっている、もしかしたら特別なチョコボなのかもしれん」
 
「そんなこたあないだろ、どう見てもただ性格の悪い変なチョコボ・・・ぐはーーーっ!」
 
ルーラのくちばしがギルガメッシュの脳天を叩いた。
 
「こ!このやろう!仏の顔も三度までという言葉を知らんのか!」
 
ルーラはグケケと笑って山道を逃げ出した。
 
「くそ!待て!今度こそ焼き鳥にしてやる!」
 
ギルガメッシュはそう怒鳴りながら山肌を駆け下りて行った。
 
「・・・・元気じゃないか」
 
ロックはそれを見ながら頭を掻いた。
 
 
続く
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