【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第三部『霊峰・コルツ』 シーン5 バルガス ~fight of Mt. Colts~
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屈強な3人でもようやく最後の急な下り坂を歩ききった時には、すっかりへとへとになっていた。
 
「下り坂というのは・・・きついものだな・・・」
 
エドガーがひいひいと息をしながら呟いた、当然ながら背中の機械類が重いらしい。
 
ティナが汗を拭いながら微笑んだ。
 
「でも、もう終わりよ、ほら」
 
見ると下の方に小さな洞窟がある。
 
「あの洞窟を抜ければサーベル山脈の谷間にあるリターナ本部まで一息だ・・・、今日はギルガメッシュを待って野宿になるだろうが」
 
「大将だいじょぶかねえ」
 
ロックが言って心配そうに肩をすくめた。
 
「またどっかで迷ったりしてねえだろうな・・・」
 
ティナがあはは、と苦笑した。
 
と、その時。
 
ティナの胸元のペンダントがぼう、と光を発した。
 
「え?」
 
「あちょおおおおおおおおおおおおおおっ!」
 
がけの上からの奇声に顔を上げると、何かがすさまじい勢いで駆け下りてきていた。
 
咄嗟にエドガーが背中のオートボウガンを取り上げてかまえる。
 
軽い音を立てて発射された矢をそれは軽々とよけて崖を蹴って3人の背後に着地した。
 
「・・・ふ、子供だましだな」
 
そう言って片手の金属の矢をさも簡単に握り折る、男。
 
浅黒い肌、漆黒の胴着の上半身をはだけ、朱色の布を腰に巻いたその姿、偉丈夫だが、その鋭い瞳には邪悪な光が宿っていた。
 
「マッシュの手の者か?」
 
「てめえっ!何者だ!」
 
怒鳴るロックを退けてエドガーが叫んだ。
 
「マッシュ!?」
 
目を見開いて男に詰め寄る。
 
「あんたマッシュを知ってるのか!」
 
「ああ、知っているとも、大事な弟分だからな」
 
そう言って男はにやりと笑う。
 
「まあ、いい、貴様らが何者とて捕まるわけにはいかん」
 
男はギラリとその瞳を光らせた。
 
「弟分!?何の事を」
 
「来るぞエドガーっ!」
 
「イプーッ!」
 
男が指を鳴らすと山陰から二頭の熊が現れて立ち塞がる、凶暴な熊の一種「イプー」である。
 
「殺せ!」
 
ぐおおおっ!と唸り声を上げるイプーたち、ティナがほらあ!と声を上げた。
 
「ほら!熊だったでしょ!?」
 
「そんな事言ってる場合か!」
 
エドガーがオートボウガンを腰から抜いて構える。
 
「マッシュのこと!教えてもらうぞ!」
 
「いいとも!!その代わり俺を殺せたら、だ!」
 
『岩砕き・骸崩す・地に潜む者たち・集いて赤き炎となれ』
 
ティナが口早に呪文を唱える、火炎が空中に収束した。
 
『ファイ・・・』
 
「あいやああああああっ!」
 
瞬間、男の拳がそれを打ち払った。
 
「そんな!」
 
「つまらん手品だ!」

3-3.jpg



イプーの凶暴に開かれた口に顔を突っ込んで必死に上下の顎を押さえ奮戦しているロックが叫んだ。
 
「ティナ!気をつけろ!そいつ強い!」
 
「私がやる!」
 
エドガーが男の前に立ち塞がる、その手にはオートボウガンが握られていた。
 
「マッシュのことも聞きたいのでな!」
 
ティナが剣を抜く、そこにもう一匹のイプーが襲ってきた。
 
ティナはイプーの鋭い爪の一撃をかわしその腕に切りつけた。
 
「私が本で見た熊はもっと可愛かったわ!」
 
「なに、見ようによっちゃ可愛く見えないことも、無いぜ!」
 
ロックは突き飛ばしざま後ろに一回転して、その反動でイプーに強烈な蹴りを食らわせながらそう言った。
 
「少々いたずらが過ぎるけどな!熊ちゃんよおっ!」
 
 
続く
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