【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第三部『霊峰・コルツ』 シーン7 許されざる者 ~fight of Mt. Colts~
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「バルガス!なぜ、なぜ、なぜ!ダンカン師匠を殺した!実の息子で、兄弟子のあなたが!」
  
バルガスと呼ばれた男はにやりと笑って青年を見た。
 
「それはなあ、奥技継承者は息子の俺でなく、拾い子であるお前にするとぬかしたからだ」
青年はぶんぶんと首を振った。
 
「違う!師は・・・・あなたの」
 
「どう違うんだ!違わないさ、そうお前の顔に書いてあるぜ」
 
バルガスが鋭い目付きをますます鋭くしてそう吼えた。
 
「師は・・・俺ではなく、バルガス!あなたの資質を!」
 
バルガスは一瞬表情を曇らせて拳を緩めた。
 
「あいつは・・・・あいつは俺の事など愛していなかった!愛していたのなら、なぜ俺ではなく、貴様にあの技を教えたんだ!」
 
「バルガス!」
 
「だまれだまれえっ!貴様のたわごとなど聞きたくない!」
 
絶叫するようにそう言って再びその瞳に鋭い光を宿らせた。
 
「自ら編み出した奥義、そのパワー見るがいい!」
 
そう言って息を吸いながらバルガスは胸の前に円を描くようにして手を持ってくる。
 
『全てを薙ぎ払う破滅の風 全てを薙倒す破壊の風 全てを、逆巻き、渦巻き、吹き飛ばせ!!必殺!連風燕略拳!!』
 
バルガスの掌からすさまじい突風が吹きつける。
 
「うお!」
 
「きゃあ!」
 
「うわあ!」
 
ロック、ティナ、エドガーの三人はたまらずに後方に吹っ飛ぶ。
 
青年だけが何とか踏ん張りきって拳を構えた。
 
「さすがはマッシュ、親父が見込んだだけの事はある男」
 
「や・・・やるのか・・・」
 
ゴクリ、とマッシュが息を呑んだ、バルガスは冷たく笑って肯いた。
 
「宿命だ、そしてお前は私を倒すことは出来ぬ、それもまた・・・・」
 
マッシュとバルガスは一瞬静かににらみ合い、刹那。
 
「宿命だっ!」
 
強烈な打撃の押収が始まった。
 
マッシュの痛恨の蹴りをバルガスが腕で受け止める、そのままの態勢で打ち出してきたバルガスの拳をマッシュがその付け根を掴んでバルガスの巨体ごと放り投げる。
 
一回転して着地したバルガスは凶暴な笑みを浮かべてマッシュに突っ込んできた。
 
「おおおおおおおおおおおおおっ!『終死拳!』」
 
突き出された指先を黒いオーラが包み込む、その鉄のような指先をマッシュの身体にめり込ませる。
 
「ぐ・・・あ・・・」
 
たまらずに後ろに転がるマッシュ、バルガスが後ろに飛びのいてニタリと笑った。
 
「お前の命もあとわずかだ」
 
じりじりと焼け付くような痛みが傷跡から流れてくる。
 
マッシュはハッとしてバルガスを見た。
 
「これは・・・師が封印した・・・」
 
「そうさ、止め技『終死拳』奥技など無くても俺は親父を越える、そのために自ら奥技を編み出し、この技を習得した!」
 
バルガスは再び構えた。
 
「さあどうする、その技は俺を殺さぬ限り解けることはないぞ!」
 
マッシュは額に汗を浮かべながら立ち上がった。
 
その瞳は悲しみの色をたたえている。
 
「バルガス・・・なぜ、あなたは・・・」
 
「貴様にはわかるまい、奥技にふさわしい力と技を持つ俺が、それを得られぬと知った時の絶望が!貴様にも、親父にも、俺と同じ気持ちを味合わせてやりたくてな!」
 
マッシュは狂ったように高らかに笑うバルガスを見て俯いた。
  
「・・・・師匠が言っていた・・・必殺技だ」
 
バルガスが片目を吊り上げる。
 
「なに」
 
「・・・いくぞ!バルガス!お前を倒す!」
 
そう言って拳を構える、その瞳にもう迷いはない。
 
バルガスはそれをみて哄笑した。
  
「ははは!そうこなくてはな!だがどうやって俺を倒す?」
  
それを言い終わるか終わらないかというとき、マッシュが地面を蹴り、猛然と突進してきた。
 
「うおおおおおおおおおお!」
 
「血迷ったか!死ね!」
 
ほくそ笑み、突進してきたマッシュに回し蹴りを叩き込む、それを身を低くして避けるマッシュ。

3-5.jpg


「なに!?」
 
『熱き正義の燃え滾る!熱き血潮の拳が唸る!!必殺!!!爆裂拳!!!!』
 
バルガスの腹部にマッシュのすさまじい速さと威力を持った連撃が叩き込まれる。
 
「うがががががががっ!」
 
「おおおおおおおおおっ!」
 
連撃のあまりのスピードにバルガスは倒れこむことも出来ない。
 
「はああああああああっ!」
 
ずどん。
 
最後の正拳突きが気合と共に音を立ててバルガスに叩き込まれた。
 
ヨロリとバルガスが後ろにふらつく。
 
「す・・・・すでに・・・すでにその技を・・・」
 
マッシュは蒸気を立てる拳を握り締め目を伏せた。
 
「あなたの、その驕りさえなければ・・・師は・・・」
 
「お・・・俺は・・・・・おれは・・・・」
 
バルガスが地面に倒れこむ。
 
「・・・父・・・・さん」
 
その目から徐々に光が消えていくのをマッシュは悲しそうに見つめていた。
 
 
続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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