【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第四部 城下町サウスフィガロ シーンLAST 動乱の街角 ~the shrewd~
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「ひっひひひひ・・・、流石は常勝将軍閣下と、その直近ドルガン・アックス殿、ヘビーアーマーの暴走をここまで手際よく沈静化させるとは・・・、まったくお見事」

背後にいかつい大男とオニオンを引き連れたルゲイエがにたにたとつぎはぎの顔を歪ませて笑いながら現れる。

「ルゲイエ博士・・・」

「しかし、まさか、ここまで見事に大事な大事な試作機、ヘビーアーマーを破壊してくれるとは・・・」

そう言って地面に落ちていたヘビーアーマーの腕を片足で踏みつける。

「この腕一本にどれだけの経費がかかっているか、よもやご存じないとは言わせませんぞ?」

セリスは涼しい顔でルゲイエに向き直った。

「はて?その腕は勝手にもぎ取れたのでしょう」

アックスが思わず「いっ!?」と声を上げて背中を見るのを足をふんづけて黙らせる。

「今作戦の機械整備の責任者は、どなたでしたか・・・、少々記憶にないのですが・・・」

「ルゲイエタマ!ルゲイエタマの事ですタマ!いたっ!」」

ルゲイエはリークを殴って黙らせると目をぎょろりとさせてひひひ、と笑い。

どすっと、背後の大男、バルナバの腹を裏拳で殴った。

「このアマ、少し殊勝にしたら許してやろうと思ったが・・・バルナバッ!」

「へい、ルゲイエさま」

そういったバルナバが片手で放り投げた物。

粗末な衣服に身を包んだぼこぼこに腫れ上がった顔の青年がセリスの前に転がった。

「!?」

「そこの青年が言いたい事があるそうですよ?」

ルゲイエが笑い、そして黙っている青年を見て、バルナバがズンッ!と足を踏み鳴らし、低い声で呟いた。

「言え」

身ぶるいした青年が這いずってセリスの足元まで移動すると前歯のかけた口を開けた。

「へ、ヘリスはま・・・、ご、ごめいれいひょ、ひゃく、ひゃくへんは、ひっぱいしますた・・・」

「なに?」

セリスが怪訝な顔で男を見る。

「ヘヒーハーマーが、われわへ、リターナーのかつひょうのしょうはひにはうと、もうはれて、おめいひにはられた、はかいひゃくへんが、ひっぱいしました・・・お、おゆりゅひほ・・・」

セリスは目を大きく見開いたまま、ルゲイエをみた。

「おや!おやおや!これはいけませんなあ、セリス将軍!将軍閣下ともあろうものがリターナーに組するとは!」

アックスが顔を怒気に染めて前に進み出る。

「貴様、見え透いた真似を」

「セリス将軍」

ルゲイエの脇に立っていた黒い鎧に身を包んだ禿頭に黒メガネをかけた帝国兵と赤毛の目つきの悪い男が、セリスの前に立ち、敬礼した。

「自分は軍内監察官ルードと申します」

「同じくレノだぞ、と」

「申し訳ありませんが、少し事情をお聞かせ願いたい」

アックスが曹長を睨んでグレイトアクスに手を掛ける。

「セリス様がそんなことするわけないだろ!こ、このバアカっ!」

「てめえ!でたらめいってんじゃねえ年増!知ってんだぞ!実はばばあだって!」

ウィップが顔を真っ赤にして叫ぶととダガーが腕まくりをしながらルゲイエに詰め寄る、その前にバルナバが立ちふさがった。

「何か文句があるのか?ああ?」

「でかけりゃいいってもんじゃねえぞ・・・」

ダガーがそう言って背中のリッパーナイフに手を掛ける。

ウィップも背中のヨイチを抜いた。

とそのとき。

「馬鹿者!」

セリスが怒鳴る。

アックスたち三人はびくりと動きを止めた

「セリス様、しかし!」

「お前たちがそんなことでどうする、ルードといったな、ルゲイエ博士と私の間に意見の相違が合ったことは知っておられるか」

「は、しかし、一笑に付すには少々提示された証拠が多すぎまして」

「私にはやましい事など一つもない、いいだろう自分の無実は自分で証明する」

セリスはそう言ってバスタードソードを脇に立っていたレノに渡した。

「行こう」

「ご協力に感謝するぞ、と」

4-9.jpg


「将軍!」

「アックス」

セリスはアックスを振り返ると微笑んだ。

「他の連中を頼む」

アックスは表情を引き締め、大きく頷いた。

「は、はっ!」

「ひーーーーーーーーっひひひひひいっ!では、暫くの間今回の指揮権はこの機械将軍バルナバに移行する!」

バルナバはにやりと笑って腕を組み周囲を見回した。

「そういうことだ!フンガーハッハッハッハ!」

アックスの脇に立つダガーとウィップ、アックスは静かに瞳を燃やしながら小さく呟いた。

(このままではすまさん)

(おう)

(うん)

三人は静かに、そして力強い決意をこめて頷いた。


続く
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