【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五部『サーベル山脈・リターナ本部』 シーン2 大切な人~broken heart~
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ティナは粗末なベッドで起き上がった。

「・・・私」

「大丈夫か?疲れてたんだよ」

壁に寄りかかっていたロックが微笑んでふざけた様子で肩をすくめた。。

「あの後、君を運ぶのはなかなか骨が折れたぜ」

「ごめんなさ・・・・い」

ティナはバナンの言葉を思い出して表情暗く俯いた、それを見てロックは困った顔をして微笑む。

「何か、食べ物持って来ようか・・・」

そう言ってロックは部屋を出ようとした、その背中にティナが呼びかけた。

「ロック・・・、あなたは何でリターナーに?」

ロックは振り向かずに頭を掻いた。

「・・・俺は、大事な人を帝国に奪われた、帝国を憎むようになったのはそれからだ、このまま帝国をのさばらせれば俺みたいな人間が増える・・・・」

そう言ってロックは首を振り、振り返った

いつもはひょうきんな彼が悲しそうな笑顔を浮かべていた。

「大事な人を失った怨み、それだけさ」

ティナは目を伏せた。

「でも、私には大事な人がいない・・・」

「そんな事ないさ」

ロックは微笑む。

「逆に君を大切に思ってくれる人もいるかもしれない、その人のためにも」

「じゃあ・・・」

ティナが顔を上げてロックを縋るように見た。

その真っ直ぐな視線に気圧されてロックが思わずのけぞる。

「じゃあ、ロック・・・あなたは・・・」

今にも泣き出しそうな顔を真っ赤に染めたティナの胸の前で組んだ手が震えている。

ロックはそれを見て。

酷く悲しそうな顔をして額の上でバンダナを抑え再びティナに背中を向けた。

「・・・・すまない」

5-2.jpg


ティナは暫くロックの出て行った扉を見つめ。

「そう・・・よね」

静かに呟いた。

「私は・・・化け物なんだもの・・・」

目元を拭うと静かにベッドの上から這い出した。



続く
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