【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五部『サーベル山脈・リターナ本部』 シーン3 マッシュとエドガー ~advice~
FC2ブログ


Recent entries

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「具合はどうだい?」

休憩所のちょっとしたバーのようになっているところにマッシュがいた。

白い液体の入ったグラスを一人で傾けている。

ティナは弱弱しく微笑んだ。

「ええ」

「目赤いぜ?」

心底心配そうに言うマッシュにティナは無理に笑いかけ隣の席に腰を下ろした。

「まあ、あんまり気にしないほうがいいと思うけどな、あのじいさんきついんだ、なんかのむかい?」

マッシュはそう言ってグラスを揺らした。

「ミルクでよければ付き合うぜ?」

「お酒は?」

「格闘家って言うのは体が資本でね」

隣の席に座ったティナをマッシュが正面をみたままそっと言った。

「なあ、ティナ」

「・・・」

「俺は頭が悪いから難しい事はよく判らない、でも、兄貴の言う事に昔から間違いはなかった」

そう言ってミルクをもう一つのグラスに注いで勧める、ティナは肯いてグラスのミルクに口をつける。

「兄貴がいつも俺の事を思いやってくれたからな、だから俺は兄貴が正しいと言った事に協力したいんだ」

ティナは微笑んだ。

「・・・エドガーを信じているのね」

マッシュはグラスのミルクを勢い良く飲み干した。

「ああ、俺の誇りだ、ティナも信頼していいぜ、俺が請け負う」

そう言ったマッシュの顔を見てティナがプっと噴出した。

「おいおい、笑うところじゃないんだけどなあ」

「だって・・・口の周り」

そう言われてマッシュはグラスの底に自分の顔を写し、マッシュも大笑いした。

鼻の下にミルクの白いひげができていた。

5-3.jpg


「これじゃあ白熊だな」

「うふふ・・・」

マッシュはそれを太い腕で拭ってにっと笑った。

「今の、兄貴に言っちゃだめだぜ?照れるからなあ」

そう言って照れくさそうに頭を掻いた。

ティナは肯き立ち上がった。

「エドガーと話して来る、ありがとうマッシュ」

「なに、迷えるレディを救うのは王族の義務です」

そう言ってウインクした。

「って、兄貴なら言うと思うぜ?」

マッシュはそう言って豪快に笑った。



執務室にいたエドガーは二人のリターナーの兵士と話し合っていた。

「帝国の攻撃で各地のリターナー本部は壊滅状態です、反撃の糸口を見つけないと」

「ドマにも協力を仰ぎたいが、今の状態では・・・」

「まず連絡経路の確保が先決だ、特にドマは今帝国の包囲作戦に遭って内部に潜り込むのは骨だろうが・・・・」

三人は暫く話し合っていたが、二人のリターナー兵は肯きあい部屋を出て行った。

扉の横にいたティナを見つけるとエドガーは慌てて駆け寄ってきた。

「ティナ!もういいのか?」

「ええ」

ティナは微笑んで肯いた。

エドガーはほっと息をつき微笑んだ。

「そうか、よかった。 バナン様を悪く思わないでくれ、あの方はお歳だし、少し気が急いているから」

「大丈夫です、エドガー、相談したい事があるの」

エドガーは腕を組んで悪戯っぽく笑った。

「二人の将来の事について、ではないのだろうね」

「私がこれからどうすればいいのか、あなたの意見が聞きたいの」

ティナの言葉にエドガーは近くの机の上に腰掛け腕を組んだ。

「・・・ティナに、帝国と戦うために力を貸せというのは酷な話かもしれない、だが、この戦いにおいて、君は重要なキーパーソンであることは間違いない」

エドガーはそう言ってティナを見た。

「我々の考えを無理強いするつもりはない、それでは帝国のやり方となんら変わらない、だから、ティナ自身に決めて欲しい」

「私・・・自身で・・・」

ティナは胸の前で手を組んだ。

エドガーはそう言って真顔を崩して顔の前で指を振った。

「なに、嫌なら私と結婚して女王になるという手もあるのだがね」

そう言って、ふざけ交じりでウィンクした。



続く
スポンサーサイト

テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2018 FINAL FANTASY Ⅵ -IF-, All rights reserved.




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。