【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五部『サーベル山脈・リターナ本部』 シーンLAST サウスフィガロ陥落 ~running abou~
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「サウスフィガロが・・・」

「兄貴!すぐに向かおう!」

サウスフィガロ陥落の知らせを聞き、エドガーとマッシュは顔色を変えた。

「落ち着けマッシュ・・・」

エドガーは腕組みをして猛るマッシュを宥める。

マッシュは顔を真っ赤にしてエドガーに詰め寄った。

「何言ってるんだ!あの町はフィガロの城下町だぜ!臣民を助けるのは王族の勤めだろう!」

「そんなことは言われなくても判っている!」

5-4.jpg


エドガーが、珍しく声を荒げてマッシュを怒鳴った、マッシュはバツが悪そうに頭を掻いた。

「す、すまねえ・・・」

「いや・・・お前の言うことも最もだが、サウスフィガロが墜ち、フィガロとの条約が崩れた今、帝国が狙うのは唯一つ」

「ナルシェだな」

ロックが厳しい表情で肯いた。

「ナルシェの氷漬けの幻獣か・・・」

「恐らくな」

エドガーは肯きバナンをみた。

「バナン様、レテ川を下ればナルシェ西の湖に出られるはずですね」

「うむ、すぐに筏を用意しよう、危険だが他に手はあるまい」

「ティナ・・・・」

ロックが少しはなれたところで布にくるまれた男の死体を見ながら呆然とするティナを見た。

「・・・大丈夫か?」

「・・・」

ティナは立ち上がり、ロックをまっすぐ見た。

「大丈夫です」

「・・・そうか」

ロックは肯きエドガーを見た。

「俺はサウスフィガロで帝国軍の足を止める、ティナを頼む」

「判った」

「くれぐれもこの女たらしが手を出さないように、注意していてくれマッシュ」

「・・・兄貴・・・まだその癖直ってなかったのか・・・」

エドガーは顔を赤くして怒鳴った。

「ロック!軽口をたたいている場合か!」

「ははっ、じゃあ早速行ってくる。気をつけろよ、レテ川には昔から魔物が住んでるって話だ」

ロックはそう言うと颯爽と外に飛び出していった。

エドガーはそれを見送ってティナをみた。

「ティナ、我々と一緒にナルシェに来てほしい」

ティナは肯いた。

「・・・私が行って、こんな風に死ぬ人が少しでも減るのなら」

「ナルシェは君にとって風当たりの強い場所だ、それでも、行ってくれるかい?」

ティナは力強く肯いた。

「行きます」

「・・・判った、安心したまえ、私は女性のエスコートには自信がある」

エドガーはそう言ってウインクをした。

「バナン様、エドガー様!筏が用意できました!お急ぎください!」

「よっしゃあああっ!やってやろうじゃねえか!」

マッシュが腕まくりをする仕草をしてずんずんと進む。

ティナは後ろを振り返って男の死体の入った布袋を見た。

「・・・・無駄には、しません」

「・・・・」

バナンはそれをみて悲しそうな顔をした。

「バナン様?どうしました?」

エドガーが怪訝な顔をして聞くのにバナンは首を振った。

「ワシは、なんと罪深い人間なんじゃろうか・・・そう思ってな」

エドガーは、ティナの後を歩いていくバナンの後姿を見ながら呟いた。

「・・・今の私たちには、それしかできないのです、バナン様」

エドガーはそう言って、マントを翻し、後に続いた。


続く
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