【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五.五部『燃戦 コルツ山-燃えよ・ギルガメッシュ-』  シーン2 熱戦!ユフィ・キサラギ -fight hard-
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「いててて・・・ルーラ、次やるときは俺が乗ってない時にしろ、ほら見ろ、こんなでっかいたんこぶが・・・」

ギルガメッシュがルーラと並んで森の中を歩きながら涙目で頭の上の瘤をなでた。

「グエー」

「しかし、一体ここはどこなんだろうなあ・・・」

うんざりした様子でギルガメッシュがため息をつく。

「ああ、もう嫌だ、行っても行っても木、木、木・・・腹へったなあ・・・」

お分かりの通りギルガメッシュはティナたちと別れてから迷子になっていた。

コルツ山は小さな山だが、その分鬱蒼とした森林が広がっており、遭難するとなかなか抜けられないギルガメッシュたちは知らず知らずのうちにかなり奥地まで入ってきてしまっていた。

「ああ・・・腹減ったなあ・・・・」

そう言ってギルガメッシュがルーラを恨めしげに見る。

「・・・・・」

「グエッ!!」

ずどっ!とルーラがギルガメッシュの顔面をくちばしで貫いた。

「ぎゃあああああああああああああっ!」

「グエエエエエエエエエッ!」

「なにすんだ!まだ何にも言ってねえだろ!」

「グエッ!グエエ!グエッ!」

「なに?『こいつ食えないかな』という無言の圧力を感じた?気のせいだよ!」

「グエ?」

「ん・・・あー、ちょっと思ったけど、ぎゃああああっ!」

再びつつかれてギルガメッシュが悲鳴を上げた。


「わかってんのか?まったく・・・」

ギルガメッシュが顔に包帯を巻きながらブツブツ言ってあるいて行く。

「俺はお前の主人なんだぞ、それをドスドスつつきやがって・・・」

ルーラが不意に草むらの中を覗き込んだ。

「グエッ!グエエエッ!」

「大体お前はだな・・・」

「グエッ!!グエエエエ!」

「変に知恵が回るところも気に食わん、もっと従順にだな・・・」

「『グエエ・ゲッグ!!』」

「ぎゃあああああああっ!」

ルーラの強烈な蹴りが懇々と説教をつづけていたギルガメッシュの背骨を砕く。

ギルガメッシュは暫くひいひいと呻いていたが憤然と起き上がり涙目でルーラを怒鳴りつけた。

「なにしやがんだ馬鹿野郎!」

「グエッ!」

ルーラが翼で指し示すその場所をギルガメッシュが覗き込む。

「う・・・・うう・・・」

そこには狼頭の男が腹から血を流して倒れていた。

「ど、どうした!大丈夫か!」

ギルガメッシュがあわてて近づく、獣人は呻き薄目を開けてギルガメッシュを見た。

「ね、姐さん・・・じゃ、ねえの・・・か?」

「グェ?」

ギルガメッシュは首をひねりつつも懐から緑色の小瓶を取り出した。

「これ飲め、ハイポーションだ」

「す、すまねえ・・・恩にきるぜ、テラリウム相手にどじっちまったんでさあ・・・」

「なに、気にすんな」

狼男はそれを飲み干すとぐったりとなった。

「うう・・・いてえ・・・」

「む、ハイポーションじゃ足りねえか・・・毒消しか、魔法でもなけりゃ・・・」

そう言って歯噛みをする、ギルガメッシュは回復魔法が扱えないのである。

「おい!ルーラ!お前魔法とかドカーンッ!と使えねえのか」

「グエ」

ルーラはそう鳴いて肩をすくめた。

「肝心なときに役にたたねえ野郎だぜ」

「グエエ」

ルーラは「だったらお前はどうなんだ」とギルガメッシュの後頭部をつついた。

「ああ・・・あううっ!」

狼頭の男が痛みに呻いた、ギルガメッシュが慌てて頭を抱えた。

「お、おい!くそっ、どうすりゃいいんだ・・・」

その時。

「ちょおおおおおおおっと待ったあっ!」

「ぬうっ!?」

回転して飛んできた鋭利な何かを居合い抜きしたモーグリブレードで弾き返す。

「何奴っ!」

「ぬーっ、やるなあっ!ならばっ!」

ギルガメッシュの目の前に人影が現れた、それは。

「女!?」

「姐さん!」

狼男とギルガメッシュの台詞がかぶる。

黒髪のショートカットに丈の短い緑のタートルネック、腕にはやけに大きなアームをつけた若い女、片手に巨大な手裏剣を持っている少女である。

精気に満ちた瞳をらんらんと輝かせギルガメッシュを睨み付けた。

「一匹狼!大丈夫!?」

「ね、姐さん!違・・・・」

「よくもアタシの子分をいじめたなぁっ!」

娘がぎりっと歯軋りをしてギルガメッシュを睨んだ。

ギルガメッシュは慌てて4本の腕をぶんぶん振る。

「な!?なに!?いや、ちがうっ!俺は・・・・」

「問答無用!」

「くっ!ルーラ避けろっ!ギルガメッシュチェエインジ!」

娘の姿がギルガメッシュの視界から消える、ギルガメッシュはとっさにもう一組の腕を出現させて背中の籠から剣を一斉に抜き放った。


「グエッ!」


矢のように飛んできた娘の一撃を剣で弾く。

「ぐうおっ!」

「おらおらおらおらああああああああああああっ!」

木の幹と、地面を利用して跳びはね、全方位からギルガメッシュに向けて凄まじいスピードで連撃を叩き込んでいく。

「こ、こ・・・・っ!」

ギルガメッシュはギリリッ、と歯軋りして、剣の柄を握りなおした。

「こなくそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

六本の剣を一気に振りぬく、娘の連撃が一瞬止む。

「『唸れ竜巻!吹けよ嵐!あらゆる物を吹き飛ばせ!エアロラアアアアアアアアアアア』!」

「きゃっ!」

刃の竜巻が周囲を吹き飛ばす、たまらず地面に着地した娘に向けてギルガメッシュの剣が唸りを上げて襲い掛かった。

モーグリブレードが、バスタードソードが、ミスリルソードが娘の体を一斉に切り裂く。

だが、娘の姿はゆらりと揺らめいたかと思うと消失した。

「!?」

背後で振りかぶられる娘の大手裏剣を背中に回した剣で弾き飛ばし、二人は一気に間合いを計って退いた。

二人の視線が一瞬交錯し、そして次の瞬間娘の姿が残像だけ残してふっと消えた。

「『命脈は無常にして、惜しむべからず・・・』」

ギルガメッシュがそれを見て6本の腕で瞑想するように目を閉じる。

瞬間、すさまじい勢いでギルガメッシュの周りに火花と金属音が散る。



ガンギンガガギンギンガガガギンギギンガガギンガンガガガギンッ!



人目にはギルガメッシュがただ突っ立って目を閉じているようにしか見えない、しかし実際はそのギルガメッシュの周りを娘が凄まじいスピードで飛び跳ねて様々な角度、方向から斬撃を浴びせているのである。

そして、それをギルガメッシュは静かに瞑目したまま6本の腕で構えた剣で弾き返している。

と、次の瞬間、何かがひび割れるような音が響いた。



「!」

「!」


ギルガメッシュの持った剣の一本が限界に達したのである、次の瞬間音を立てて剣が粉々になった。

「もらったあああああああっ!」

娘が叫ぶ。

地面を思い切り蹴ってギルガメッシュの頭上に飛び上がり、巨大な手裏剣を振りかぶった。

「くらええええええええっ!『鎧袖・いっしょおおおおおおおおおおおおくっ』!」

手裏剣から迸る強烈な光。

しかし、ギルガメッシュも砕け散った一本を放り捨てると残りの五本を天にかざす。

「葬るっ!『不動・無明けええええええええええええんっ』!」

天をつく輝く青い光と、天から降り注ぐ光の柱がぶつかり合って周囲を目の眩むような閃光が包んだ。


一瞬の静寂、二人は背中合わせに地面に立っていた。

「・・・・・」

「・・・・・」

次の瞬間、ギルガメッシュのモーグリブレイドを除く全ての剣が砕け散った。

5[1].5-2a


「ぐうっ・・・」

ギルガメッシュは地面に膝を着き、モーグリブレイドを地面に突き刺し、体を支えた。

それと同時に娘の手裏剣も真っ二つに斬られて地面に落ちる。

「あうっ・・・・」

娘は地面に膝と両手を着いた。

「ククク・・・俺に、膝をつかせるたあ・・・大した尼だ・・・」

ギルガメッシュがそう呻いてゆらりと立ち上がる。

「あんた化け物?まあ、腕がそんなに一杯ある奴が人間なわけないか・・・」

娘が薄笑いを浮かべながらゆるりと立ち上がる。

「面白い、面白いぜお前!」

「へ・・・あんたも大概面白いよ・・・」

二人はそう言い合って睨み合った。

娘が胸に手を当ててにやりと笑う。

「私はユフィ、ユフィ・キサラギ、あんた名前は?」

「ギルガメッシュ」

ギルガメッシュはそう言ってにやりと笑い返すと背中の籠から新たに剣を抜く。

「獲物が無いようだが、貸してやろうか?」

「ジョーダン」

娘もそう不敵な笑みを浮かべてと拳をすばやく突き出した。

「あんたなんか素手で十分、シュシュシュッ!」

「ガハハハ、ほんとに、お前・・・」

ギルガメッシュは豪快に笑って、その瞳に凶暴な光が灯した。

「おもしれえ女だぜっ!」

「いくぞおっ!」

ユフィがそう怒鳴って地面を蹴った。


と、その時、背中を見せていたユフィをルーラの蹴りが見舞った。

「きゃん!」

たまらず前に倒れこむユフィ。

つづけてあっけにとられるギルガメッシュの顔面にルーラの蹴りが命中した。

「ぎゃあっ!」

「グエエエエエエエエエエエ!!!」

ルーラが勝ち誇って甲高くなく、またもやどこからとも無くファンファーレが鳴り響いた。

ユフィが頭を抑えて立ち上がった。

「いてて・・・な、何よこのチョコボ」

そう言ってはた、と思いついて首をかしげた。

「何か忘れてるような気がする・・・」

「ね・・・姐さん・・・」

呻き声に振り向くと後ろで狼男が喘いでいた。

「ど、毒消し・・・」

「あっ!ごめん一匹狼!忘れてた!」

「うう・・・ひどい・・・」

狼男は悲しげに喘いだ。




続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学




 えっと、こんにちは。ブログ系のものにコメントするのは初めてなので、なんか変なことしてる人になってたらすいません。
 FINAL FANTASY IF…すっごくおもしろいです。すごい好きです。毎回更新されるのをたのしみに見ております。特にギルガメッシュとかティナとか好きなので、一緒に行動してたりとか、世界にしっかり溶け込んでて…しかも無理なく…なんていうか世界観とかキャラとかぜんぜん壊れてなくてすごいな~と・・・。なにがいいたいのかよくわからなくなってきました。とにかくすきです。
 それからギルガメッシュチェンジしたところのへんが文章が重複してますよ~
【2008/01/20 23:43】 URL | m #-[ 編集]
mさん

始めまして、山高帽子です。
ああ、大変嬉しいです、いや、もうほんと、私のようなアマチュアがコメントをいただくとすごく嬉しいのです。
創作をしてそれをweb上に公開していると、どうしても人から反応が欲しくなってしまうのです。
私など情けない話、こめんとをくれええええっ!と頼みたくなるほどです。

ようしっ!また頑張って書きますからね!
よければまたお声をかけていただければ幸い、それではまた。
【2008/01/21 19:44】 URL | 山高帽子 #-[ 編集]
ああ、ご指摘いただいた箇所は訂正しましたのでご確認ください。
【2008/01/21 22:34】 URL | 山高帽子 #-[ 編集]
ユフィたんも強い!!
いいですねえバトルシーン、「萌え」です>w<

強烈な仲裁に、忘れられた狼さん・・・
どうなるんでしょうか・・・ドキドキ
【2008/01/25 10:32】 URL | 瑠璃 #ApEJXfGM[ 編集]
瑠璃さん

ユフィも強いです、FFⅦの時間軸ではセフィロスを倒した後での参戦ですので、場慣れもしています。

はっはっは、萌えましたか、なかなかのストリートファイターですね(よく判らない)
狼さん、忘れられました、よく死ななかったものです。
【2008/01/25 22:09】 URL | 山高帽子 #-[ 編集]
【2012/08/08 07:52】 URL | qxpzsf #-[ 編集]
【2012/09/23 04:01】 URL | rjmljppch #-[ 編集]
【2012/10/09 10:52】 URL | tweetphiladelphia.com, #-[ 編集]














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