【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五.五部『燃戦 コルツ山-燃えよ・ギルガメッシュ-』  シーン3 マテリアハンター・ユフィ -recover one's spirits-
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それからとっぷりと日もくれて。

3人と一羽は焚き火を囲んでいた。

「いやー悪い悪い!てっきりこの前盗みに入った帝国軍かと思ってさあ!」

快活にユフィが笑うのを、粗末な茶碗に入ったどろりとしたお茶をすすりながらギルガメッシュは呆れ顔をした。

「お前泥棒なのか・・・」

「チッチッチ、違う違う、マテリアハンター」

「なにがちがうんだ」

「泥棒に志は無いけどあたしにはあるっ!」

胸を張っていうのにギルガメッシュは首をかしげた。

「兄さんのハイポーションがなければ今頃死んでました、まことに申し訳ねえ」

胡坐をかいてすっかり元気になった狼男、こそ泥・一匹狼は深々と頭を下げた。

ギルガメッシュは焚き火の火の明かりで頭を掻きながら顔を赤くしてガハハと笑った。

「ん、ああ、いや、まあ、あれだ、いいって事よ」

「でもさあ、寄寓だよねー」

そう言ってあぶった干し肉をユフィが齧る。

「他の世界から来た奴なんてアタシだけかと思ってたよ」

「それは俺もだ」

そう言ってギルガメッシュは腕を組んだ。

「その、なんだったか・・・まてりあとかいう宝石の力で、ここまで来たんだろ?」

「そうそう、マテリアね、なんか星のイノキがどうとか、ライフストリップがうんぬんとかわけわっかんないんだけどさー」

「お前の説明もさっぱりわからん」

そう言って腰の巾着袋から小さなガラス球のようなものを取り出した。

「グエエ?」

ルーラがそれを覗き込む。

「それのことか?」

「そ、これを使うと魔法が使えたり強くなれたりするんだ・・・けど、ね」

そう言ってその中から一つを取り出した。

そのマテリアはまるで何かの原石のように少し尖った形をしていて、紫色に、煌々と不思議な光を放っていた。

宝飾品に興味のないギルガメッシュもこの美しさにはほほう、と感嘆の声を上げた。

「綺麗だなあ」

「でしょ!?超レア物だってこのマテリア!だって紫色のマテリアなんて見たことないし!形はちょっと不細工だけど、力も、まあ良くわかんないけど!これだけ大きいし、云万ギル、いやっ!云億ギルだって夢じゃないよ!」

と、ユフィは元気良くまくし立て、それからがっくりと項垂れた。

「この『オメガ』のマテリアを、ダンジョンに潜って採りにいって、苦労して見つけたら・・・」

「こっちの世界に、か?」

「うん・・・」

ユフィは力なく肯いた。

「まいったよ・・・マテリアは使えないし、モンスターはうじゃうじゃいるし、ギルも私の世界とちょっと違うしさあ・・・」

「ふうむ、で、一匹狼とはどこで?」

「はあ、実はあっし、つい先日仕事でとちりやしてねえ、フィガロ城に眠る秘密のお宝を探して潜り込んだんですがあっけなく捕まっちまって・・・、それで牢屋に放り込まれてたんですが騒ぎに乗じて逃げ出しまして・・・そこまではよかったんですが」

「こいつ、逃げた先の洞窟で変な奴に絡まれててさあ」

ユフィがニヤニヤしながら引き継ぐ。

「危ないところを、このユフィさまが颯爽と助けてあげたってわけ」

ふふん、と得意げに言うユフィ、一匹狼は苦笑いをしてギルガメッシュに耳打ちした。

「半分本当なんでやすが、その絡んできたジークフリードとかいう野郎を半殺しの目に合わせて、その後そいつから金品を巻き上げてたんでヤンす」

「強盗じゃねえか、それ」

「いや、でもその抜け目なさに惚れ込みまして、あっしは第一の舎弟として弟子入りしたんでさあ」

「お前もっと考えて生きろ」

「聞こえてるんだけど」

ユフィがそう言って不愉快そうにじと目をした。


続く
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