【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第五.五部『燃戦 コルツ山-燃えよ・ギルガメッシュ-』  シーン4 衝撃!駆けよギルガメッシュ -go to next battlefield-
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「まあ、こっちの世界の生活もいいんだけどさー」

ユフィが食事を終えてふと呟いた。

「いつまでもここでこうしてるわけには、行かないんだよね、実家も大変だし」

と、少し神妙に唸ってギルガメッシュに向けて指を鳴らした。

「ね、ギルガメッシュはいろんなとこ行ってんだよね?」

「ん、まあな」

「じゃあ、ここからどうやったら元の世界に帰れるか、判る?」

「さあて・・・」

そう言って腕を組んだ。

「俺も行く先々で色々だからなあ、ついこの間まで列車に乗って旅をしてたんだが・・・その列車もぶっ壊れちゃったしなあ・・・」

「じゃあ、あたし、ずっとここで暮らすの?死ぬまで?」

悲壮な顔をするユフィ、ギルガメッシュはますます唸った。

「んんん、なんかすごい力が渦巻いてる場所は次元の壁が薄くなるから、そこから・・・」

「どんなのだよ、それ」

ユフィとギルガメッシュはうーん、と唸った。

「この世界にはクリスタルもねえからなあ」

「マテリアもね」

そう言って肩をすくめ、先ほどのマテリアを掌で転がした。

「お~い、光ってくれよう・・・」

「ふむ・・・この世界だと人間は魔法がつかえんようだから、そのせいかもしれんな」

「そうなんだ?」

ユフィが隣で何いってんだかわからないという顔をしていた一匹狼に聞く。

「そうっすね、過去の魔大戦で人間達は魔導の恩恵から見放されておりやす」

一匹狼がそう言って頷いた。

「またいせん?」

「なにそれ?」

ギルガメッシュとユフィが同時に首をかしげる。

「お二人は本当に別の世界から来たんですねえ・・・、ようござんす、この一匹狼、及ばずながらお話いたしやしょう」

そう言って拳を胸の前で握りながら一匹狼が立ち上がった。


「そもそも、魔大戦は簡単に言うなら三人の神様が起こした大戦争」

3人と一羽の顔を赤い火が照らす。

「神々の名は『鬼神』と『魔神』そして『女神』、三人合わせて『三闘神』と呼ばれておりやす、この神々はその強大な魔導の力を使って地上の生き物たちを幻獣に変化させ、さらにその力を使って魔法を使えるようになった人間、魔導師を従えて地上を舞台に大戦争を長きに渡って続けたんです、それが魔大戦でやんす」

「なにそれサイテー」

ユフィがそう言って頬を膨らました。

「地上の生き物とか全然関係ないじゃん!」

「まったく、いい迷惑って奴ですねえ」

一匹狼は重々しく頷いた。

「その大戦で世界は荒廃しきり、神様たちもさすがに自分たちの過ちに気づきました、彼らは自分たちを石化して幻獣に自分たちを復活させぬように命じると、永遠の眠りについたんです」

「ふうむ、なるほど・・・」

ギルガメッシュは腕を組んでしきりに肯く、一匹狼はしかあし、と人差し指を天に立てた。

「戦争はそれだけでは終わりませんでした、幻獣たちは自らの魔導の力が悪用されないようにどこか、別の世界に移り住みこの世界からその存在を消しやした、そして人間達は魔導の力を恐れ、大規模な魔導師狩りを行ったのです」

「魔導師狩り?」

「魔導の力を持つものを皆殺していったんでさあ」

一匹狼はそう言って腕を組んだ。

「不当な裁判を行い、拷問した上に火炙りで死刑、地上に残った幻獣、老人から子供、果ては魔導の力を持っていなくても魔導師っぽいという理由だけで殺されたそうです」

「ひどい・・・」

「グエー・・・」

ルーラとユフィが眉を顰めた、一匹狼はバリバリと毛皮の張った頬を掻いた。

「かく言う私、一匹狼は魔導師狩りから逃れた幻獣の血を引く者の一人、最も魔導の力はもっていやせんが」

「ふうむ・・・」

ギルガメッシュは唸って俯いた。

「そうか・・・そのせいでこの世界から魔法は消えたんだな?」

「そうです、魔法を使えるものはもうこの世界にはおりやせん、一部を除いて・・・」

「それが帝国?」

一匹狼はユフィの言葉に大きく肯いた。

「数十年前、ガストラ帝国は魔導の力を復活させたと発表しやした、全世界への宣戦布告と一緒にね」

「魔導の力を持った人間は今どのくらいいるんだ?」

「さて・・・、魔導の力を注入された者は帝国には大勢いるようですが、強い力を持った者となるとその数は限られやす、特に有名なのは4人ですかねえ」

「と、言うと?」

「猛虎将軍『レオ・クリストフ』、常勝将軍『セリス・セーレ』、ガストラ皇帝直属魔導師・狂気の道化師『ケフカ・パラッツォ』、そして・・・」

一匹狼は深呼吸を一回して腕を組んだ。

「狂戦士『ティナ・ブランフォード』、帝国兵500人を30秒でぶっ殺した、悪魔でさあ」

ギルガメッシュが、それを聞いて一瞬呆けたような顔をした、そして次の瞬間顔を真っ赤にして怒鳴った。

「なにいいいいいいいいいっ!?」

「グエエエエエエエエエエエエッ!!!」

ギルガメッシュが一匹狼の胸倉を掴んで持ち上げる。

「ぐええええっ、ぐ、ぐるじいっ!」

一匹狼が悲鳴を上げる、ユフィがあわててギルガメッシュの間に割って入った。

「ちょっ、やめなって!傷が開いちゃうだろ!」

「ティ、ティナだと!?間違いねえのかそれはぁっ!」

「ま、まちげぇありゃあせん!は、はなしてくだせえっ!」

ギルガメッシュは手を離しぬううう、と唸り、ルーラの頭を叩いた。

「こうしてはいられん、行くぞルーラ!」

「グエーーーーーーッ!」

ギルガメッシュがルーラに颯爽とまたがる。

手綱はルーラが噛み切ったので無い、仕方が無いので一組の腕でルーラの首を掴む。

「ぐうぇ!」

「仕方ないだろう!手綱を切ったお前が悪い!」

そう怒鳴って二人に振り返る。

「じゃあなユフィ、一匹狼!縁があったらまた会おうぜ」

そう言ってギルガメッシュは赤いマントをはためかせて夜の森の闇の中を駆けていった。

しばしその場で呆然とする二人。

「嵐みたいな男だったね」

「まったく・・・ん?姐さん、その小汚い巾着は・・・?」

ユフィはにやっと歯を見せて笑うと一匹狼が言うとおり汚らしい巾着を軽く手の中で鳴らした。

「財布かな、あんまり入ってないけど、駄賃てことで」

一匹狼はうんうんと頷いた。

「さすがは姐さん」

「縁があったらまたやり合おうね、ギルガメッシュ!」

そう言ってユフィは軽く手を上げた。


続く
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