【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第八部『激震 コルツ山 -吼えよギルガメッシュ-』  シーン2 帰ってきたギルガメッシュ-returns-
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「そ、そうか、てめえらがルゲイエやシドの言ってやがった奴らだな?」

ケフカは立ち上がって唇をゆがめた。

「異世界から来たとか言う、怪しげな機械人形と剣士・・・」

「まあ、そんなようなものだ」

クラウドはそう言って肩をすくめた。

ケフカはチッと舌打ちをしてクラウドを睨んだ。

「すかしやがって、気にいらねえ野郎だ、いいか?俺様は皇帝陛下直属魔導士ケフカ・パラッツォ様だ、お前より、え・ら・い・んだからな!」

「あんたがなんだろうと興味ないな、俺は勝手にやらせてもらう」

「て、てめ・・・」

「わー、おっきー!」

「わー、かっこいー!」

はしゃいだ声に再び顔に怒気を孕ませかけたケフカがガクッとずっこける。

ミストとフォッグが労働八号の体をなでたり、突起を引っ張ったりして目を輝かせていた。

「すごいねフォッグ!」

「すごいねミスト!」

「ねえ、遊んでいい?」

「ねえ、触っていい?」

クラウドは双子に髪を引っ張られて、ため息をつき片手を上げた。

「好きにしてくれ」

「だあっ!お前ら得体の知れないものをいじるなー!」

ケフカが労働八号によじ登ろうとする二人を抑えて怒鳴る、それをみてマーチは頬を掻いた。

「仲いいでありますな」


「ええ、では気を取り直して」

帝国兵がそう言って魔導船に乗り込み舵の前に立って片手を振り上げ威勢よく。

「出発進行であります!」

と叫んだ。

「出発しんこー!」

「出発しんこー!」

『シュッパツシンコウ!』

「お前は真似しなくていい」

双子を両肩に乗せた(正確には双子が勝手に上っているだけだが)労働八号が片手を振り上げる横でクラウドがぼそっと呟いた。

魔導エンジンが音を立てて起動し、魔導船の船体が停泊していた岩場を離れようと動き出す。


そのとき。

「その船ええええええええええええっ!」

怒鳴り声と共に山肌を駆け下りてくる砂煙。

「!?」

ケフカとクラウドが同時に立ち上がる。

「まっああああああああああったああああっ!」

何かが空中に飛び上がり、くるくる回転しながら近くの岩場に飛び降りて、着地した。

魔導船の上の6人は言葉を失った。

(薄汚れた)赤い頭巾、(薄汚れた)赤いマント、(薄汚れた)赤い鎧に身を包み、歌舞伎役者のような刺青を顔に指し、背中に背負った籠には大小様々な刀剣を差した(薄汚れた)大男。
その両のこめかみから飛び出した二つの角、そして一組の腕とは別にもう一組ある、腕。

異形の怪物が、そこに現れた。

彼は不敵な笑顔を浮かべながら腕を組んだ。


「お待たせいたしました、名高い武器を求めて、西へ東へ流離う男・・・噂のあいつが、ここに見参!」

チョチョンっ!

とどこからともなく拍子木がなり男は一歩足を踏み出し大見得を切った。

「剣豪ギルガメッシュとは、あっ、俺のことよおっ!」



「ひえええっ、な、何でありますかあれは!腕が4本もあるであります!」

マーチが尻餅をつき、双子が、おお、と歓声を上げる。

「ギルガメッシュだろ、名乗ってるぜ」

ケフカがうんざりしたような顔で唸るように呟く、その横でミストとフォッグは目をきらきらさせて手を組んだ。

「かっこいー!」

「かっこいー!」

『ゲンドウリカイフノウ』

ギルガメッシュは剣でドンドン離れていくブルーナルシスを指して。

「お前らの船、この俺がいただく!覚悟しやがれ!」

8-2.jpg


と威勢よく怒鳴った。




「けっ!めんどくせえ!放っとけえ!」

ケフカがそう怒鳴るのを聞いてマーチが我に返って舵を握った。

「ぜ、全力で放っておくであります!」

マーチが魔導エンジンを思いっきり噴かしてブルーナルシスが急発進する。

「え~っ!」

「え~っ!」

「うるせえ!俺たちは急いでんの!」

ケフカが不満たらたらでいう双子に怒鳴る。

「ふんっ、どうせあそこからじゃ追ってこれん」

ケフカがヒラヒラと手を振る横でクラウドがのそりと立ち上がり、傍らに置いてあった身の丈ほどもある巨大な剣を持ち上げた。

「あ?」

「・・・・来る」

その青い瞳が、ゆらゆらと光っているように見えた。

炎のように。

「来るぞ」



続く
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