【META NAME="GOOGLEBOT" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW"】 【META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOARCHIVE,NOINDEX,NOFOLLOW"】 FINAL FANTASY Ⅵ -IF- 第八部『激震 コルツ山 -吼えよギルガメッシュ-』  シーン4 真 -A contest with the powerful enemies-
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「『ちょ~こぼ~がいっぴき~ちょ~こぼがに~ひき~・スリプル』!」

「じゃかあしいっ!!」

フォッグが怪しい声で歌う子守唄をギルガメッシュが気合で弾いて、バスタードソードで斬りつける。

だが、その前にミストがすばやく割り込んでギルガメッシュの目前で魔法を発動させた。

「『ファイア!』」

「ぬおおおおおおおおっ!」

顔面で爆発する火炎をからがらかわして再び距離をとる。

「舐めんなチビガキ!『渦巻け旋風 吹けよ凪風 小さきものを吹き飛ばせ!エアロ!』」

小さな、しかし瞬間的な爆風が二人の小柄な体を弾き飛ばす、だが二人は身軽に空中で体制を整えて着地した。

「結構やるね、こいつ!ミスト」

「なかなかやるね、こいつ!フォッグ」

そう言ってソックリの動きで唇を舐めた。

この双子、大した魔法を使えるわけではないのだがスリプルやポイズンの補助魔法を連発するフォッグの周りをヘイストでスピードを上げたミストがファイアやサンダーを巧みに使いながらちょろちょろ飛び回るため、さしものギルガメッシュも攻め手が巧くいかないのである。

もちろん、この二人だけならば大技で吹っ飛ばしてやってもいいのだが。

「くっ!」

『処理シマスっ!』

ドリルに変形した腕でギルガメッシュに襲い掛かる労働八号。

一歩走る毎に地面が揺れる、ギルガメッシュは奥歯を力いっぱい噛締めると、6本の剣を握り締め一気に踏み込んだ。

「でええええええええええりゃっ!」

労働八号のドリル腕を剣で弾く。

がら空きになった胴体に物凄い勢いで刃の連撃を叩き込む。

「フンッフンッフンッフンッフンッ!でいりゃあっ!」

火花が間断なく散り、まるで燃えているように輝く、斬撃、突撃、弾撃、織り交ぜた刃の嵐。

だが。

澄んだ音を立ててギルガメッシュのバスタードソードの刃がへし折れた。

「げっ!」

『処理シマス!』

風を切って巨大ドリルがギルガメッシュを襲う、ギルガメッシュは折れた剣を放り捨ててからがらかわした。

労働八号はプシーッ、と首の間接から白い蒸気を吐き出すと両腕をぶんぶん振り回した。

『ダメージケイビ、ミッションゾッコウ!』

そのボディはつやつやと黒く輝き、瑕一つ見えない、ギルガメッシュは腕をぷらぷらさせて新たに剣を背中から抜いた。

「なんてかてえやろうだ・・・でもなあっ!」

ギルガメッシュは舌打ちをしながら剣を平に構えた。

「いくらでもやりようはあらあ!『身の盾なるは心の盾とならざるなり!油断大て・・・』」

剣に光が宿る、だがその瞬間を狙って直上から大剣が振り下ろされた。

爆発するように粉砕される岩場。

ギルガメッシュは舌打ちをしながら横っ飛びにそれを避けた。

「どうした、息が上がってるじゃないか?」

金髪のツンツン頭、クラウドである。

大剣を肩に置き、青い瞳でにやりと笑った。

「こんなものか?」

「うるせえっ!」

実にうるさい。

獲物の大剣に似合わぬ、俊敏な動きで他の3人の攻撃が途切れたところを確実に狙ってくる。

その一撃一撃は受けようものならこっちの獲物が破壊されてしまうほど重く鋭く、避けるのだけで精一杯、剣技を使う暇がないのである。

「ぎしょお、4人相手じゃ、やっぱ分が悪いぜ・・・・」

ギルガメッシュが悔しげに歯軋りをして、後じさる。

だがそれでも、余裕気に笑って3組の掌を前方に翳した。

「ほえ面かかせてやる!出ろっ『電撃いいいいいいいいいいいいいいいいっ!』!」

ギルガメッシュが咆哮する。

その言葉に応じて無数の球電がスパークしながら周囲に現れ、すごい勢いで労働八号にぶつかっていった。

『ビガッ!?』

電撃に一瞬まばゆく明滅した労働八号が体を軋ませ煙を上げながら膝をつく。

『エマージェンシー カフカガカカッテイマス ハイデンシテクダサイ』

「労働八号っ!」

一瞬気をとられたクラウドの目前までギルガメッシュが一気に間合いをつめる。

「くっ!」

避けきれない近距離にクラウドが顔を歪めた。

ゴキゴキっ、と指の関節を鳴らして右上下2本の腕を振りかぶる。

「『デスクろ・・・・ッ』」

「『ファイア!』」

背後から降りかかる火炎、ギルガメッシュは舌打ちをしながら横に飛び跳ねる。

「邪魔だあっ!」

「きゃははっ!邪魔してるんだもん!」

ミストが笑顔でそういうと、その背後からフォッグが飛び出した。

「どんどん邪魔するぞお!『時よ、足を休め、選ばれし者にのみ、恩恵を与えよ! スロウ』!」

フォッグの呪文に足元の空気が重く粘る、ギルガメッシュはそれを見て取って舌打ちをした。

「『翻りて来たれ、幾重にも、その身に刻め! ヘイスト』!」

フォッグの遅延魔法スロウを促進魔法ヘイストで相殺して、ギルガメッシュは2本の剣でで体制を整えたクラウドの大剣とミストのミスリルソードを弾き返した。

そのままクラウドとミストが一気に後ずさる。

「ふっ・・・なかなかやるじゃないか」

クラウドの言葉にミストとフォッグが胸を張った。

「とーぜん」

「とーぜん」

「わたし達とてもつよい」

「わたし達すごくつよい」

そう言ってクラウドを同じ動きで指差す。

「でもツンツンさんも負けていないね」

「そうツンツンさんもなかなかつよいね」

「・・・クラウドだ」

『ハイデンカンリョウ』

労働八号がむっくりと立ち上がった。

『システムソンショウナシ サクセンゾッコウ』

「さあ、もう一ラウンドと行こう」

がちゃり、と大剣が音を立てた。

「それとも、ここでリタイアか?」

クラウドはそう言ってにやりと笑った。

ギルガメッシュは眉間に皺を寄せてむううううっ!と唸り、ふっふっふ、と笑った。

「おいおいツンツン、馬鹿いっちゃいけねえぜ!」

「・・・クラウドだ」

「今まではホンの小手調べ、いわば、序曲!真の戦いはこれから始まるのだ!」

そう言って余裕の笑みを浮かべながら6本の剣を一斉に背中の籠に収めた。

「今から俺も本気を出してやろう!こんどこそ!本気の本気をな!」

「さっきも本気だって言ってた」

「確かに言ってた」

「はじめから本気でやればいいのに」

「はじめから真面目にやればいいのに」

「うるせえっ!見せてやるぜ、俺の真の姿・・・・」

そう言って拳を握り3組の腕をクロスさせた。


「真・ギルガメッシュチェンジをっ!」


ギルガメッシュの瞳が赤く輝き、その足元で突風が渦を巻いた。




続く
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学


















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